新々Tackmixブログ - 耐久レースの戦略
すげー、今日は2エントリーだ(^^;
で、3時間耐久ですが、グリッドでウロチョロしてて判っちゃっていたこともありました。
結末は劇的なものでしたが、ある程度は予想していたんです。
実は私は、グリッドで各チームのスプロケセットとタンク容量と搭載量を見ていました。
通常のコースでは、おおよそですが60分で5?6リッターかな?
1時間耐久にも出ていたジャンキーの燃費計算はどうか?と思ってふと聞こえてしまった。
「最後に1リッター必要」
つまり、彼らの戦略は、10リッター満タンで出て、途中10リッター入れても1リッター足りない、と。
ここで、レースを見ていた人は「ああ、じゃあ、良くもったんだな」と思ったでしょう。
実は、ちょっと違います。
彼らにしても、コンディションが変わっていく中での燃費計算は出来ていないはずなんです。
だから、途中の給油が折り返し地点まで行けば完全にOK。
満タンで半分走ったことになるからね。
でも、そんな危険は犯せないから、もうちょっと手前で入ってくるはず。
そこで給油をどれだけしたかで、戦略が見えると言うことなんです。
実際は、1時間18分ぐらいで入ってきてしまいました。
つまり、この倍では24分も足りないわけです。
空に近いところまで消費していたら、足りなくなるはずだから間違いなく10リッタープラス1リッターが必要です。
そうすると、どうせ2回の給油になるんだから、5+6のような給油をするはずなんですね。
ということは、給油時間を計っていれば戦略は見えたわけです。
彼らは、ここで長時間の給油をしました。
つまり「あとは給油しない」という作戦なんですね。
それで、この時点で私は「ああ、勝つのはジャンキーの2台だ」とタワー2階で言っていました。
問題は、ちょっと早めに給油してしまったこと。
98号車は、その数分後でしたから、こちらは全く問題ないでしょう。
で・・・やっぱり、レースって最後までわかんないですよね。
燃費的に問題がない98号車は、スプロケトラブル。
でも、よくコース上でチェーンを掛けましたね。
そして、トップ走行中のマシンは、心配していた「ちょっと早かった給油タイミング」にやられました。
勝ったKRS-DAIチームは、やっぱり耐久慣れしていると言っていいでしょうね。
給油の手際とか、すごく良いです。
ひとりで走ったO選手は、ちょっとだけ重量が足りなくなっていた。。。
私も経験あるんですよ。汗の分を忘れている。。。
来年、耐久レースが増えるみたいですね。
もっとチームの動きを研究できると思います。




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